[一次試験] 振り付けで覚えるコーブ照明とコーニス照明の違い
区別がややこしいコーブ照明とコーニス照明
天井の間接照明の定番にコーブ照明とコーニス照明があります。
令和3年の試験には珍しく登場しませんでしたが、その前年も前々年も出題されています。一次試験の常連ですので、過去問題を勉強している人には見慣れている人も多いと思います。
このコーブ照明とコーニス照明、どちらも天井に設置する間接照明という共通点があるうえ、名前が「コー」で始まりよく似ているので覚えにくくはないでしょうか。
そこでしっかり区別して覚えられる手法を紹介したいと思います。
コーブ照明とコーニス照明の違いは
そもそも両者はどのような形状をしているのか、ビジュアルをもういちど確認しておきましょう。
コーブ照明
天井の中央部分が折り上がって、そこに仕込まれた間接照明です。天井があれば、壁がなくても作れます。部屋以外の、軒下やピロティにも作る事が可能です。
天井の中心あたりを小さくワンポイント的に折り上げる場合もあれば、天井の外周を縁取る様に、天井に対してめいっぱい大きな面で折り上げる場合もあります。
照明をオンにすると折り上がった部分の天井が明るくなります。
コーニス照明
天井の壁際部分が折り上がって、そこに仕込まれた間接照明です。壁際に設けるものですので、基本には壁のある場所に作られます。部屋でない軒下やピロティの天井だと、作れない場合が出てきます。とはいえ、梁が天井よりもいくらか下がっていたり、あるいは垂壁があったりすれば、その入隅の部分に作る事が可能です。
照明をオンにすると天井近くの壁が明るくなります。
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覚えるにはこの振り付け
それぞれの形状についてはすぐに理解できると思いますが、問題は「コーブ照明とコーニス照明、どっちがどっちだっけ」となってしまいやすい事です。
その問題を解消するのに、シュールな振り付けで覚える事をおすすめしています。
では早速いってみましょう。
シュールでインパクトのある振り付けをすれば覚えにくい事でも大抵は覚えられます。
他にもややこしくて覚えづらい壁にぶつかった時はこのようにシュールでインパクトのある振り付けという選択肢を思い出して、乗り切ってみて下さい。