字消し板が持ち上がらない!
薄くて平らな字消し板は、机の上にふつうに置いてしまうと、なかなか持ち上げられません。持ち上げようとする度に貴重な時間をロスしてしまうばかりでなく、イライラすることによって試験中のメンタルにも悪影響を及ぼしてしまいかねません。実はそんな字消し板の持ち上げにくさを解消するちょっとした小技があります。知っておくと便利だと思います。
まずは、買ってきてそのままの状態の字消し板です。これが机の天板にピッタリと、まるで吸い付いているのかと思うぐらい密着してしまって持ち上がらない場合がよくあります。
手を離すと、ゆるやかなカーブの癖が全体に均一につきます。
そんな字消し板を一度、適度な太さの円筒形のもの(写真は一味唐辛子の瓶です)に巻きつけます。
手を離すと、ゆるやかなカーブの癖が全体に均一につきます。
するとそのカーブのおかげで、机の上に置いたときに少し浮き上がります。これにより飛躍的に持ち上げやすくなります。
このようにゆるやかなカーブがつくことによって使い心地が変化するのかというと、カーブが付く前と特に変わりません。何も問題なく使えます。
コツは、写真の様に何かしら円筒形のものに巻きつけるなり、何らかのR面でしごくなり、とにかくフリーハンドではなく、何かしらのガイド的なものを利用する事です。素材的に癖が付きやすいものではありませんので、フリーハンドで癖を付けようとすると、ついつい力が入ってしまいます。そしてグシャッとやってしまいがちなので、要注意です(私はこれまでにそういう人を何人も見てきました)。また、ガイドとして使うものがペットボトルぐらいの太さのものだと太すぎてなかなか癖がつかないので、極太マーカーだとか、写真のようなスパイスの瓶だとか、パイプ椅子の脚だとか、そのぐらいの太さのものがちょうど良いと思います。