CBT方式に関する続報

2023年から実施となる一次試験のCBT方式化に関する追加の情報として、インテリア産業協会から、試験の画面サンプルが公開されました。

そこでは三肢択一と五肢択二のサンプルが公開されており、出題形式は従来の形式を踏襲しているものと思われます。


(リンク)インテリア産業協会「インテリアコーディネーター資格試験【一次試験】CBT方式の試験問題画面イメージ(PDFを公開しました)」 https://www.interior.or.jp/news/detail.php?c=1&p=&id=381

ところで、これまで一次試験から二次試験の間の期間が2ヶ月程度と短く、これが同年に一次試験と二次試験の両方を受験する受験者にとって二次試験のハードルを上げる要素のひとつとなっていました。現在のところインテリア産業協会が公表している予定では、CBT方式への移行に伴って、一次試験の受験日程を最大で従来の1ヶ月近く前倒しする事によって、一次試験から二次試験までの期間を最大で1ヶ月近く長くするという事も可能になる模様です。

最近の二次試験では、インテリアに関する知識を問うタイプの出題が増えています。この点に関しては一次試験の受験に向けて受験勉強をしてからそう時間の経っていない、同年に一次試験を受験した受験者にとってかえって有利な点といえました。

ですので、一次試験の受験を最大限前倒しする事で二次試験に向けた勉強期間を確保しつつも、一次試験の記憶が消えないうちに同年の二次試験を受験するという、いわばいいとこ取りをするという作戦も可能になる見込みです。

ただしそれには、一次試験の受験の合格が前提ですので、一次試験で高得点をマークできるよう、一次試験の準備を十分早くから始めるという、計画的な取り組みが必要です。




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